

<特集:リーダーになる人が身につけておきたいこと>
「リーダーは責任が重くて大変だ」
「部下がついてきてくれるか不安だ」
「忙しくて自分の時間がとれなくなる」
など、“リーダー"というポジションにネガティヴなイメージをもつ若いビジネスマンが増えています。
しかし、リーダーは、社内外の人を巻き込みながら大きなプロジェクトや仕事を成し遂げられる、とてもやりがいのあるポジションです。
本書では、各界の第一線で活躍する経営トップが、リーダーとしての心構えから、仕事の判断基準、効果的な部下指導法、経営数字の読み方まで、地に足のついたリーダーシップとは何かについて熱く語ります。
・部下の多様性を認めながら経営理念の伝道師となる --- 山内雅喜
・個々人の能力差よりも「手に取るようにわかる」ことが大事 --- 坂根正弘
・悪くなることを想定してつねに先手を打っておく --- 星野佳路
・トップの方針を現場の第一線まできちんと浸透させる --- 細谷英二
・新規事業の計画は最低100パターンつくらせる --- 孫正義
・コピー代の金額でも厳しい突っ込みを入れる --- ビル・ゲイツ
・素人のフリをして答えを他人から引き出す --- 岩田聡
・単刀直入に接してずばり大きなことを要求する --- カルロス・ゴーン
・仕事において死に金は一銭たりとも使わない --- 鈴木修
・思いついたアイデアをノートや用紙に書き留める --- 三木谷浩史
・プレゼンではすぐにプロジェクターをOFFにする --- ジャック・ウェルチ
・膨大なコストをかけてもダイレクトの対話にこだわる --- 鈴木敏文
・意思決定の基本の型をひたすら反復練習する --- 大前研一
・日々の仕事のなかで「判断基準」を更新する --- 小宮一慶
・軌道修正のためのオプションを用意する --- 北尾吉孝
・失敗を瞬時に取り戻すための代案を豊富にもつ --- 上野和典
・難易度の高いピースを最初に解決しておく --- 遠藤功
・判断する前に複数の意見を聞く --- 田中邦彦
・売上げよりも大切なのは数量である --- 小山昇
・日々の行動を数字に落とし込んで管理する --- 井上高志
・当事者意識をもって数字をみるようにする --- 森正文
・数字を現実世界の「かず」としてみる --- 鈴木修
・数字をサービスの関数と捉える --- 安部修仁
・数字の背後にある客の心理を読む --- 鈴木敏文
・「生きた数字」で組織を動かす --- 稲盛和夫
・目立たない部分に着目してきちんとほめる --- 小路明善
・「主役は部下」という姿勢をとことん貫く --- 吉越浩一郎
・一人ひとりの「やる気の源泉」を把握する --- 小笹芳央
・参考文献を同時に読み著者の思考過程を追体験する --- 酒巻久
・本の内容を自分の仕事に置き換えて読む --- 岩瀬大輔
・さまざまなジャンルの本を同時並行的に読む --- 成毛眞
・自分自身の差別化を考えて愚直にやり続ける --- 新浪剛史
・問題に直面するたびに“座右の書”をひもとく --- 堀紘一
・逆境のときこそ意識的に明るい言葉を口にする --- 澤田秀雄
・プラスの言葉を使って「自律神経」に働きかける --- 兼元謙任
・あらゆる人間の長所を見出しそれにあったビジネスを考える --- 渡邉幸義
・会社の現状や問題を全社員で意識共有する --- 栗山敏昭
・「掃除・朝礼・挨拶」凡事徹底に勝るスキルはなし --- 古田土満
・会社の経営理念を共有できる社員を一人でも多くつくる --- 石坂正人
・顧客の気持ちに寄り添いビジネスチャンスをつくる --- 黒川明彦
・本物の“家づくり”で本物の“人の輪”をつくる --- 赤塚幹夫
<齋藤孝の人間関係力養成講座>

http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/relation/feature/01/
尊敬できる上司から、「つき合いにくさ」を感じてしまう上司まで。タイプ別の接し方を探ります。

ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20090527/330782/
コンセプトや思いを、それらを想起させる物語を通して伝える。語り手の体験や身近な出来事をベースに物語を作ると、より効果的に聞き手の心に響かせやすくなる。
企業規模が拡大するにつれて、経営トップの会社や事業や仕事の在り方に対する価値観を全社に浸透させることがますます重要になります。創業から間もない数十人程度の企業なら、トップがすべての社員と頻繁に話をする機会があるし、トップの仕事ぶりも自然と全社員の目に留まります。このため、トップの思いや価値観は暗黙知のままでも社員に伝わります。しかし、創業から何年もたち、社員数が数百人規模になると、そうはいきません。
そこで有効な手法の1つが、会社が目指す将来像や価値観などを明文化した後、トップが様々な機会を利用し、体験談などを交えながら社員に説き続けることです。
このように伝えたいコンセプトや思いを、それらを想起させる実体験などの物語を通して伝える手法を、「ストーリーテリング」と呼びます。
ストーリーテリングの特長は、伝えたい言葉をただの単語の羅列として話すよりも、聞き手の心に響き、記憶に残りやすい点にあります。
例えば、単に「顧客志向が大切です」といわれても、聞き手は業務にその考え方をどう生かせばいいのか想像しにくいでしょうし、聞き手の価値観によって異なるイメージを持つでしょう。これに対して、経営トップの体験談や社内の逸話などに関連づけて「だから顧客志向が大切なのです」と言われれば、具体的な共通のイメージを持ちやすくなります。
効果的なストーリーテリングを実践するには、いくつかの体験談や逸話を整理しておき、伝えたい内容に応じて使い分けるといいでしょう。会社のトップなら、社員が思わず聞きたくなる成功体験や失敗体験を多数持っています。それらを上手に活用すれば、優れたストーリーテラーになれます。

・ストーリーテリングが経営を変える 組織変革の新しい鍵
・顧客の心をつかむストーリーテリングの極意
・ストーリーテリングのリーダーシップ
・ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング
・成功者は皆、ストーリーを語った。


